ファイブそっくす/冷え取り通信4

                   

1990年9月号 ファイブそっくす

ファイブそっくす 繭 絹

絹のはたらきについて

絹は“繭(まゆ)”から出来ています。繭は“蚕(かいこ)”が自分で作った寝袋のようなものです。この中で蚕は“蛾(が)”になって外に飛び出していくまで、眠りながら成長し続けます。 そのため、繭(まゆ)は蚕(かいこ)の命を守るために優れた能力を持っています。

 例えば、冬は冷気を夏は熱気を遮断(しゃだん)して、中の蚕を守ります。また、蚕が呼吸して出した毒素や湿気などは外へ排出しますが、外からの悪いものは中に入れないようにしています。このことから、絹は“生きた繊維”と呼ばれています。 私達が絹を身につけた場合でも、同様の効果があります。

それがよくわかるのは“真綿(まわた)布団”です。真綿布団は夏は涼しく、冬はあたたかい上に、寝ている間に身体の老廃物を出しやすくしてくれますので、身体の疲れなどが取れていくのが実感できると思います。もちろん、通常は、このような真綿の働きによって、身体から出てきた毒は外に発散されますので、布団に残ることは余りありません。

しかし、病気でたくさんの毒が溜まっていたり、また、冷えとり健康法を実行して“毒だし”(デトックス)の力が強くなってきた時などは真綿布団がとても臭くなるほど、たくさんの毒が出ることがあります。これには誰もが驚きますが、それほど絹の力は大きいのです。

真綿布団の丸洗いはできませんので、布団の臭いが気になる時は、日陰の風通しの良いところに干してください。臭いはなくても時々、陰干しなどをして湿気などを取るようにしていれば何年も使えます。      

絹の活用方法

ケガをした時や痛みのある時などに、患部に絹を当てたり巻いたりすると、とても早く楽になります。この時に使う絹は、破れたりして使えなくなったものなどを利用してください。

絹のお手入れ(洗濯)方法

【洗剤】

天然由来の粉石けんをお使いください。合成洗剤は、石油系合成界面活性剤を使用しており、いつまでも分解されず残留します。皮膚障害など(肌荒れ、ひび割れなど軽度のものから重度のものまで)人体に影響があるためおすすめしておりません。長く使っていただくために洗剤は漂白剤や蛍光剤の入っていないものにしてください。

* ファイブそっくすで長年扱っている「オレンジX」はオレンジの皮から作られた天然洗剤です。ウールやシルクのおしゃれ着のお洗濯にお使いください。(希釈してペットやトイレ、お風呂掃除などにも使えるオールマイティクリーナーです。)

衣類や靴下

洗濯機で洗えます。洗濯用のネットに入れてください。

絹は摩擦に弱いので、脱水は弱めにしてください。紫外線には特に弱いので必ず、陰干しにしてください。縮みや傷みを防ぐため衣類乾燥機には入れないでください。

絹毛布

汚れなどがない場合は、あまり洗う必要はありません。時々日陰干しで風を通してください。頻繁に洗いたい方は布団カバーなどをかけ、毛布(布団)カバーを洗濯してお使い下さい。毛布の汚れが気になる場合は、ドライクリーニングをお勧めします。あまりおすすめはしませんが、洗濯機に「ドライクリーニング機能」のある場合はドライクリーニング用の洗剤を使用し洗濯される方もみえます。部分的な汚れなら手洗いされる方もみえます。必ず脱水は弱めにしてください。但し、家で洗った場合はふんわりとした風合いが損なわれやすいことをご理解ください。

【 真綿ふとん 】(2021年 に販売終了)

絹は湿気を吸収すると同時に発散しますので、頻繁に干す必要はありません。絹は身体の毒を吸収して発散する力(デトックスする力)もありますから、体調が悪い時などは臭いがこもることもあります。こういう場合は、風通しの良いところで日陰干しにしてください。

丸洗いはできませんが、上手に扱えば何年もお使いいただけます。

真綿足袋

真綿を手引きして入れていますので、頻繁に洗うと中でよれることがございます。日々のお手入れは風通しのよいところで日陰干しにしてください。洗う場合は手洗いで桶に洗剤を入れ溶かしてから、ゆっくり丁寧に優しく押し洗いしてください。脱水はネットに入れ1分で。平干しで日陰にて干してください。

実は貴重な国産の真綿を使用しています。丁寧に扱っていただければ長くお使いいただけます。

真綿ネックウオーマー

国産の真綿を草木染めしている貴重なネックウォーマーです。

洗っていただく際はシャンプーとトリートメントを使用します。桶にシャンプーを少量入れゆっくりと泳がせてください。水でよくゆすいで、トリートメントを少量桶に溶かしその中を軽く通し、風通しのよい日陰で干してください。

チュールネックホルダー

繊細な生地なのでおしゃれ着洗いの洗剤を使用し手洗いで洗っていただく事をおすすめします。風通しのよい日陰で干していただくと風合いを保ってご着用いただけます。

草木染めストール

桶などに常温の水(必ず水で)おしゃれ着洗い用の洗剤をよく溶かし軽く手洗いしてください。(色落ちの原因となりますので漂白剤やお湯での洗浄は避けてください。)脱水はタオルで優しく挟んで水気を取ってください。必ず部屋干しをしてください。

(適切なお手入れ方法で色が変化した場合ご連絡ください。)

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